おしえて!ゆうこ先生!!

「足湯」で風邪薬にサヨナラ

近年「足湯が健康によい」ことは、誰でもご存知ですが、40年前、私が整体の研究生をしていた頃には「足湯って何?」「整体って何?」とよく聞かれたものです。
体に良いことは、時とともに脈々と伝わっていくものなのだとしみじみ感じております。

さて、今回は冬の「冷え」についてご紹介しましょう。
暖房をつけている部屋では、暖かい空気は上昇しますから、どうしても足元は冷えやすくなります。
「頭寒足熱」が健康の基本ですから、そのバランスが崩れると、首から上が過敏になることが多いようです。

「冷え」による異常には「鼻が詰まる」「鼻水が出る」「目が痒い」「ドライアイ」「顔が火照る」などがあります。
また、驚いたことに「花粉症」の方は、足が冷えている方が多いようです。
ほかにも、冷えによる異常として「生理痛」「下痢」「膀胱炎」「喉の痛み」等があります。
そんなときには是非「足湯」をしてみてください。

「足湯」をする時には、湯を「少し熱い」と感じる温度にし、足が赤くなるまで足をつけることが大切です。
足が赤くなるまで、30分以上かかることもあります。

熱が出たときには「足湯」をし、水をしっかり飲んで、ゆっくり寝て、汗をしっかりかきますと速やかに熱が下がることが多いので、一度お試しください。

私は、39度以上の熱が出ると「体が調整をしてくれている=若い証拠」と思い、うれしくてたまらなくなります。

「足湯」で風邪薬にもサヨナラできます。
熱が出たときには「足湯」を試してみてくださいね。

市之宮 祐子プロフィール

10代から野口整体を学び、それを基礎に、全身を総合的にとらえた骨格や筋肉の調整法を実践。
「身体は心の器」という理念のもと、身体を調整することで、明るく健やかな心をつくり、その人本来の輝く美しさを実現することをサポートしている。
「痛みをともなわない小顔エステ」や「骨盤矯正による瘦身」には定評があり「美は健康から」の視点で、スキンケアや美容に関する指導も数多く手がける。全国各地で毎月施術・指導を行っている。

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